◆インフルエンザウイルス
(1) A型
・H3N2 香港型・・・感染力が強い、重症化しやすい
・H1N1 新型・・・2009年に登場
(2) B型
あまり広まらない。重症化もしにくい
◆ヘマグルチニン(Haemagglutinin)
H1~H16までがあり、そのうちヒトインフルエンザはH1~H3を持つ(トリインフルエンザなどはH5N1のように異なる亜型を持つ)。喉など、細胞表面に付着する働きをもつ。
◆ノイラミニダーゼ(Neuraminidase)
百種類以上が存在するが、ヒトインフルエンザはN1~N2を持つ。語尾から分かるように、酵素であり、インフルエンザウイルスの自己複製の際に用いられる。タミフルやリレンザといった ノイラミニダーゼ阻害薬 は、この酵素の働きを阻害することにより、ウイルスの増殖を防ぐ。
◆ワクチンの効果・・・当初は7、8割効果があるとされていたが、近年では(子どもなどでは)2、3割ということもある。
効果低減の原因
(1)流行予測の適否・・・昔からよく言われている
(2)ウイルスの変異・・・近年、ウイルスの流行期間が長くなってきているため、流行の始期では効果のあったワクチンも、終期では効果が低減していることも。
(3)鶏卵内抗原変異・・・ワクチン製造過程である鶏卵内での増殖の際に変異してしまう。
◆鶏卵以外の製造方法
細胞培養・・・イヌの腎臓の細胞などを使う
遺伝子操作・・・直接遺伝子操作でヘマグルチニンを作る。
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