忍者ブログ
ニュースや書籍、出先で見聞きしたことなど、かなりメモがきチックに・・しかし利用頻度が低くなってきたため趣旨替えしてKing Arthur (英語版) の攻略をしてみる。用語の和訳は、ズー社の日本語版と違うかもしれないが。
| Admin | Write | Comment |
カレンダー
02 2026/03 04
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
ブログ内検索
最新記事
最新コメント
[08/09 NONAME]
[05/10 まほそ]
[04/12 まほそ]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
まほそ
性別:
非公開
自己紹介:
メモに使ったり日記に使ったり…
バーコード
P R
コガネモチ
カウンター
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

本の紹介
題名「傷はぜったい消毒するな」
夏井睦 著
光文社新書

【概要】
まず、筆者は外科医から形成外科医を経て、現在は「傷の治療センター長」という、いわゆる日常的によく起こる身体の外科的損傷の専門医のようだ。湿潤治療という、従来とは異なった怪我の治療法を実践・啓蒙している。
従来は、傷口は消毒し乾燥させる、というのが定石だったが、筆者によると、それは真逆だという。すなわち、傷口に乾燥は禁物であるし、消毒も必要ない、と。特にタイトルにもなっている消毒に関しては、傷口の細胞及び皮膚常在菌をも攻撃してしまうため、痛い上に治りが遅い、と指摘する。
では、筆者が薦める治療法とはどのようなものか。原理的には、流水で傷口を洗浄後、乾燥を防ぐためにワセリンを塗布、そしてラップをする、というものである。ただし、ラップでは、汗などもそのままラップ内に閉じ込められてしまうため、一日に数回、洗浄からやり直す必要があるようだ。その他ハイドロコロイドやプラスモイストを用いた治療を推奨している。詳細は後述。

【感想】
上記主張を、医学の歴史や皮膚の細胞、細菌の特性などから、比較的演繹的な手法で展開、そこに実際の治療経験を加味し、なかなか説得力のある論となっている。
しかし、我々が子供の頃から親しんできた治療法を根底から覆す論となっており、俄かに総てを受け容れられるものではない。やはり従来治療擁護派の反論を聞きたくなる。
また、本の題名は著者ではなく、出版社側が勝手に決めるらしいが、「ぜったい消毒するな」というのは如何なものか。センセーショナルな文句で購買者の意識を向けたいのなら、本の帯にでも書いて、タイトルはまともにしてほしいものだ。
PR
うつ状態が2週間以上続いている場合に、「うつ病」が疑われる。

短期的な鬱状態(例えば日曜日や夏休みの終わりなどに憂鬱になったり、重大な会議やプレゼン前に鬱になったり)は、「うつ病」とは診断されない。誰だっていやなことがあれば憂鬱になり、それは特段病気というほどのものではないからだ(もちろん、短期的なものでも、不安障害など、別の病気の場合もある)。

■うつ病と似た症状を呈するもの
統合失調症(旧来でいう精神分裂症)、アルコールなどの依存症、パーソナリティ障害(性格障害)、不安障害、適応障害
降圧薬やインターフェロンなどの副作用でも類似症状が起こる

■うつ病自己診断チェック項目(簡易版)
①抑鬱気分
②興味・喜びの喪失
③食欲障害
④睡眠障害
⑤焦り
⑥疲れやすい、気力の減退
⑦強い罪悪感
⑧思考力・集中力の低下
⑨自殺欲求
以上のうち、5つ以上の症状が2週間以上続くようなら、精神科医なり心療内科医なりに要相談。

■周囲の人間用チェック項目(家族など前々から親しく接していた人が大丈夫かどうかチェックする時用)
①元気がない、活発さが失われている
②体調不良の増加
③作業効率の著しい低下、ミスの増加
④遅刻・欠勤などの増加
⑤他人との交流の減少(人と関わりたくなくなる)
⑥趣味からの撤退、外出の減少
⑦飲酒の増加
いくつか該当していれば、簡易自己診断を勧めるなりする。

■治療薬(特に青少年期の場合、副作用として逆に自殺衝動が沸く場合もある)
□SSRI(Selective Serotonin Reuptake Inhibitor、選択的セロトニン再取り込み阻害薬)
うつ病の原因はまだ完璧には解明されていないが、原因の一つとして、ニューロン間(シナプス)の神経伝達物質(セロトニンやノルアドレナリン、ドーパミンなど)が少ないために症状がおこる、というものがある。セロトニンは、ニューロンから放出された後、受容体に作用するのだが、同時にトランスポーターから再取り込みも行われている。異常がなければセロトニンは十分放出されているため、再取り込みされても十分に受容体にセロトニンが届くが、うつ病患者の場合はセロトニン放出が少ない。そのため、SSRIによりトランスポーターでの再取り込みを阻害し、シナプス間隙でのセロトニン濃度を高くすることにより症状を緩和することができる。効果が現れるまで2週間前後かかる。副作用に依存性が強いものもあるので注意。世代的には第三世代。

□SNRI(Serotonin & Norepinephrine Reuptake Inhibitor、セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)
SSRIと似ているが、こちらはノルアドレナリンにも作用。効果が現れるまで2週間前後かかる。世代的には第四世代。

□三環系抗うつ薬(化学構造で環が3つある、の意)
受容体に作用して、シナプス間隙の神経伝達物質の濃度を高くする。第一世代および第二世代。副作用として抗コリン作用による排尿障害が大きく、夜尿症に用いられることも。効果が現れるまで2週間前後かかる。

□四環系抗うつ薬(化学構造で環が4つある、の意)
三環系と同じく受容体に作用する。第二世代。副作用として抗コリン作用。3~4日で効果が現れる。

■その他治療法
当然、薬剤服用による治療以外で治療できるならば、その方がよい。
認知療法(考え方の矯正など、心理学的プログラム)、運動療法(その他、ストレス発散により根本を絶つ)など

最近増えているのが硬膜外腫瘍。他部位の癌が脊椎・頸椎に転移して腫瘍が椎内の脊髄を圧迫するケース。ひどくなると骨が破壊されていく。
硬膜内髄外腫瘍は高齢者に多いが、顕微鏡治療で比較的除ける。

 

なぜかログインエラーで書き込みができない日々が続いていましたが、OperaでなくIE使ったら無事ログインできましたとさ。

遂に今年も花粉症発症、ということで薬を買いに行くトキ用のメモ。
主に内服薬のみ。
■ケミカルメディエーター遊離抑制薬
・トラニラスト…重篤な副作用は膀胱炎様症状、肝機能障害、黄疸。
・アンレキサクノス(amlexanox)…ヒスタミン遊離抑制、ロイコトリエン生成抑制・拮抗作用。
・ペミロラストカリウム(商標アレギサール)…肥満細胞、好酸球からの遊離抑制。

■ケミカルメディエーター受容体拮抗薬
□第一世代抗ヒスタミン薬…鼻水・くしゃみに有効(鼻閉は△)。目のかゆみにも有効。服用後30分程で効果が出る。抗コリン作用があるため、緑内障や下部尿路閉塞疾患の人にはタブー。中枢抑制作用には無水カフェインで対応可。
・マレイン酸クロロフェニラミン…プロピルアミン(CCCN)系=抗ヒスタミン作用は強いが中枢抑制作用は比較的低い。
・フマル酸クレマスチン…エタノールアミン(OCCN)系=抗ヒスタミン作用も強いが中枢抑制作用も比較的強い。寝る前の服用がよい。重篤な副作用は黄疸、肝機能障害、痙攣など。半日近く効果がある。
・塩酸ジフェンヒドラミン…エタノールアミン系。睡眠改善薬としても使用。
・塩酸ジフェニルピラリン…エタノールアミン系。
・塩酸プロメタジン…フェノチアジン(NCCN|Nは多環構造内)系=中枢抑制作用が強い。
・メキタジン…第一世代と第二世代の中間。フェノチアジン系だが、中枢抑制作用を低く抑えている。

□第二世代抗ヒスタミン薬…第一世代の欠点を緩和したもの(例として中枢抑制作用たる眠気の発現率は5%程度まで低下)。だが肝・腎機能障害には要注意。受容体拮抗薬だが、ケミカルメディエーター遊離抑制を持つものも多い。
・フマル酸ケトチフェン(商標ザジテン)…ケミカルメディエーター遊離抑制、好酸球活性化抑制も持つ。
・塩酸アゼラスチン(商標アゼプチン)…ヒスタミン遊離抑制、ロイコトリエン生成・遊離抑制・拮抗作用。第二世代の中でも更に副作用が低い方。
・オキサトミド…ヒスタミン・ロイコトリエン遊離抑制。
・フマル酸エメダスチン…ヒスタミン遊離抑制、好酸球遊走・浸潤抑制。
・塩酸エピナスチン…ロイコトリエン、PAF(血小板活性化因子)、ブラジキニン等に抗メディエーター作用を持つ。
・エバスチン…強力な選択的H1受容体拮抗作用(H1受容体=ヒスタミンの受容体)。つまりはイメージ的には他の第二世代に比べ、抗ヒスタミンに特化してる感じ。
・塩酸セチリジン(商標ジルテック)…選択的H1受容体拮抗作用、好酸球遊走・活性化抑制作用。
・ベシル酸ベポタスチン…好酸球浸潤抑制作用、IL-5産生抑制(IL-5=アレルギー炎症を助長する好酸球の増殖因子)。
・塩酸フェキソフェナジン(商標アレグラ)…選択的H1受容体拮抗作用、各種ケミカルメディエーター遊離抑制作用、炎症性サイトカイン遊離抑制作用、好酸球遊走抑制作用。確か、服用したことあるはず。
・塩酸オロパタジン(商標アレロック)…ケミカルメディエーター産生・遊離抑制作用、タキキニン遊離抑制作用(タキキニン=ヒスタミンにより放出される神経伝達物質。蕁麻疹の原因にも)。

・特殊な放射線同位元素を静脈注射し、心臓の神経密度を画像化することにより、約9割の精度でパーキンソン病であるかどうかの診断が可能(http://www.asahi.com/science/update/1225/OSK200812250049.html)…パーキンソン病は、脳の特定部分で神経細胞が減り神経伝達物質が作れなくなって、体の動きが不自由になる病気であるが、血液検査や脳の画像診断では発見できない。そこでこの心臓画像診断が有望か。

・ワサビで脳細胞の再生促進(http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2008121802000062.html)…”人の胃や腸の知覚神経がトウガラシの辛みや熱さ、痛みの刺激を受けると、全身の細胞の増殖を促進するタンパク質「インスリン様成長因子-1(IGF-1)」が多く作られ、認知機能が改善される”という研究結果から派生した研究。

・体温検知システムで社内での感染を未然に防ぐ(http://wiredvision.jp/blog/gadgetlab/200812/20081226161748.html)…SARSの流行の際に成田などに設置したが、今回パンデミックに備えてNECが本社に設置。日本人は「風邪になっても無理して出勤するのがよい」といったアホな勘違いをしている人が多いので、こういうシステムが普及は必須か?

・脳力増強薬の是非(http://wiredvision.jp/news/200812/2008121523.html)…注意欠陥障害の患者などに投与される薬を健康な人間が服用することによって脳力増強を図る。Methylphenidate(MPH)、Amphetamineなど。更には睡眠障害用のModafinilなどを使い強化人間化することも…。きちんと規制をかけていないと、ネットゲームの対人戦のように「皆がドーピングすれば、自分もドーピングしなければ勝てない」という世の中になる危惧がある。恐ろしいのはゲームとは違って、実際の薬だと、副作用によって廃人となる可能性があることだ。特に日本人は「みんながサービス残業してるんだから自分もしないと」というようなバイアス心理が顕著なため要注意か。フランスだかイタリアだかは、こういう心配はなさそうですな。ていうか、聞けば聞くほど覚醒剤と同じだよね。成分的にも作用的にも。エスとか、使い始めのころはガンガン勉強できていい感じ(らしい)だし。良薬でも認可が遅い日本では当分規制緩和の心配はなさそう。
≪ Back  │HOME│  Next ≫

[1] [2] [3] [4]

Copyright c らくがきちょう。。All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog / Template by カキゴオリ☆ / Material By 人形首
忍者ブログ [PR]