リスクの評価
様々な評価方法、評価項目があるが、それを10項目に分けてみた場合。
Ⅰ 損害の程度、範囲(Extent of Damage)
死傷者数、経済損失など、計量可能な影響
Ⅱ 発生確率(Probability of Occurrence)
リスク事象の起こる確率
Ⅲ 不確実性(Incetitude)
様々な不確実性要素
Ⅳ 偏在性(Ubiquity)
損害の地理的分布
Ⅴ 持続性(Persistency)
損害の時間的持続性
Ⅵ 可逆性(Reversibility)
損害の生じる前の状態へ復旧できる可能性
Ⅶ 遅延効果(Delay Effect)
起因事象と、損害発生との間の時間のズレ
Ⅷ 平等性の侵犯
利益享受者とリスク曝露者の不一致
Ⅸ 社会的動揺の可能性
RiskとBenefitの分配の不平等(Ⅷにも関連)や、社会や文化への影響により、不満分子の生まれる可能性。動員潜在性(Potential of Mobilization)。
参考:阪大白熱教室、Renn博士によるRisk Classification
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